アンナ・カレーニナ：カレンダー日記：SSブログ

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アンナ・カレーニナ　[花のこと] [編集]

街の映画館でポイントサービスがあります。
期限までに、６回見ると１回が無料になります。
お得．．．

去年の１１月に発行してもらったのが今月で期限が来るので、
映画を見て来ました。
まだ、もう一回見なければ．．．次に見るものは一応決めました。

今回見てきたのは、これです。前から見たかったのね。
アンナ・カレーニナ
aaワーナーab.jpg

革命前の帝政ロシア時代の文豪トルストイの作品の映画化です。
貴族に生まれ育ったアンナの短い一生の物語．．．です。

映画では華麗な舞踏会やら．．．衣装やらが豪華でした。

が、よくよく見てみるとこれって不倫の話よね．．．

悲劇．．．みたいな、悲恋みたいになってるけど．．．
状況はどうであれ、不倫なのです。
多分、トルストイの作品を本で読むと、
文脈から伝わって来るものがあるのかも知れないけど、
映画ではちょっとね．．．って感じでした．．．
面白かったけど、また見たいと言うものではなかったです。

女性が男性を頼りに、あるいは利用して生きて行くというのなら、
マーガレット・ミッチェルの『風とともに去りぬ』の方が断然面白いと思います。
この作品は本も読んだし、映画も見たし、テレビでも何回もみたし、
お芝居も見ましたけど、何度見ても飽きないです。
今の時代でも充分に通用する、女性の可愛らしさや強かさが出ていて、
私はこっちの方が好きです。
ロシア革命が起こる前の華やかな貴族と、
新地に移民してきて、成りあがって裕福になった人達との違いなのか、
どんな逆境にもめげずに、生きて行く力を感じます。

でも、まぁ．．．映画ってどんなもの面白いです。
シニアで見れるからこれからもチョクチョク映画館に足を運ぼうと思います。

春の花が終わったので植木鉢を整頓したら、お花がなくて殺風景です。
aaシランaa.jpg