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中国の刺繍 [日記]

ビオラの刺繍をしていて思い出した事がありました。
10数年前に上海に行った時に、蘇州刺繍研究所という所に行きました。
蘇州は上海から汽車で1時間位の街です。

その旅行の数年前にテレビで中国の刺繍をみました。
それは薄い生地に刺して行くものなんだけど、
なんと表も裏も柄になっているもので、テレビを見ていて驚いたものです。
上海あたりがその刺繍の技術の発端地みたいな説明だったので、
一度見てみたいなぁっと思ってました。
蘇州刺繍研究所は観光客が入って見れる場所と、関係者しか入れない場所が
あって、当然観光客ですから、観光用に刺繍を刺している人を見たり、
お土産用として売っているものを買ったりですが...

お土産用の飾りを買いました。
梅の花に鳥がとまっているシンプルな柄です。
大きさは直径22-3cmです。
どっちが裏でどっちが表なのか不明...というより両方表かな...
取りあえずこっちが表として...
aa梅aa.jpg

裏側
aa梅ab.jpg

鳥と木の枝などは同じ糸で刺繍してるけど、お花は白梅と紅梅です。
ちょっと見えにくいので大きくしてみると、

紅梅
aa梅ac.jpg

白梅
aa梅ad.jpg

糸を刺したあと、どうやて次に持って行くのか...不思議...
見事なものです。
まぁお土産用なんでそれはそれなんでしょうけどね。
でもどうやって糸を刺して行くのか不思議と思ってしまいます。

見物出来る所にはもっといろいろあって後ろに回ってみたり前から見たり...
大きな作品は芸術的な雰囲気もあります。

案内のパンフレット(小冊子)を引っ張り出して来てもう一度見てみました。
これは一方はおサルで片方は犬というもの(パンフレットから)
こんなのどうやって作るの...?
読みにくいけど、下の英語の説明を読むと、ダブルフェイス刺繍...
見事なものです。
さすがにこう言うのは売っていませんでした。

aa梅aj.jpg

とても楽しかった思い出の一つです。


もう一つは、小さめの牡丹と鳥にしました。
aa梅ae.jpg


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コメント 4

ヒロシ

中国の刺繍は何処かの美術館・博物館で見ましたが
不思議絵を見るよりも不思議な感じでした(^^ゞ
by ヒロシ (2012-02-10 19:21) 

koto

あっちとこっちに人がいて二人で刺してるのよ。
たぶん違うと思うけど。
by koto (2012-02-10 21:44) 

ミラノ

ヒロシさん
中国の刺繍は確かに美術館に飾ってあってもおかしくないです。
畳み2帖位あるもの等、立派な芸術だと思いました(^^♪
by ミラノ (2012-02-11 10:16) 

ミラノ

kotoさん
普通刺繍って布を掬っていくようにするでしょう...
これは右手で上から刺して、左手で下から針を受けるの。
次に左手で下から針を通して右手で上で受ける。
両手使ってやってたわ...
布はピーンと張って...
だけど糸はどうなってるのかよく観察してけど分かんなかったです。
by ミラノ (2012-02-11 10:20) 

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